Twitter共同創業者エヴァン・ウィリアムズとは?

エヴァン・ウィリアムズ

Twitterを共同創業

エヴァン・ウィリアムズは、ジャック・ドーシーと共にTwitter社を創業したことで有名です。彼らはインターネット環境を通じて、場所や時間を問わず、知人と状況を共有するというサービスの可能性に気づき、当時所属していたOdeo社内の1プロジェクトとして、Twitterを立ち上げました。

Twitterは、ユーザーが投稿した140文字以内の文章に対して固有のURLを割り当て、インターネットを介して共有するというシンプルなサービスです。2007年3月に米国で開催されたイベントでの受賞をきっかけに有名になり、シンプルであるが故に無限に広がる可能性が、多数の投資家の注目を集めることとなりました。設立当初は共同創業者たちが主に自己資金で経営していたのですが、これをきっかけに投資家からの資金調達を受け、世界規模のサービスとして飛躍的に成長していきます。

Bloggerの創業経験もあり

このエヴァン・ウィリアムズ、実は「ブロガー」という言葉の生みの親でもあるのです。元々はプロジェクト管理用のソフトとして開発したものをWebアプリケーション「Blogger」として世に送り、ブログブームの火付け役となりました。 ウィリアムズはBloggerを普及させた功績として、主要メンバーと共にPC Magazineの”People of the Year”に選ばれています。また、Bloggerは後にGoogleに買収され、今もGoogleのサービスの1つとして提供されています。

ただたくさん失敗もしてきたエヴァン・ウィリアムズ

華々しい活躍をしているエヴァン・ウィリアムズですが、それは沢山の失敗の上に成り立っています。例えば上記のBloggerがGoogleに買収された後、OdeoというPodcastを商業化するベンチャーを友人と共同で設立しましたが、この会社の運営は失敗に終わっています。

Odeoの失敗要因のひとつとして、エヴァン・ウィリアムズは、スモールスタートできなかったことを挙げています。 Odeo立ち上げの際、事業のコンセプトが固まっていない段階で、既に多額の資金が集まっていました。それは一見順調なようですが、潤沢な資金は組織の肥大化を生み、製品よりも組織作りに力をかけなくてはならず、結果としてうまくいかなかったということです。

そんなOdeo社の立て直しのために、色々と試行錯誤する中で誕生したのがTwitterプロジェクトだったのですが、Twitter事業でOdeoを再建するのではなく、スピンアウトさせて別会社を立ち上げたことは、この失敗を教訓にしたものと言えそうです。

ウィリアムズは2010年10月にTwitterのCEOの座を降りた後、2012年に新しいブログサービス「Medium」を立ち上げるなど、まだまだ実業家として目が離せません。

このように数々の会社を設立してきたエヴァン・ウィリアムズですが、始めから起業ばかりを行っていたわけではありません。 大学を去った後、複数のベンチャー企業や実家の農場で働いていたこともあります。また技術者として飛躍するきっかけとなったのは出版社に勤務していた時の経験でしたが、ここでも始めからプログラマーとして働いていたわけではなく、マーケティングのポジションとして入社したそうです。

様々な起業での様々な経験が、今のウィリアムズの成功の基盤となっていることは間違いありません。若く柔軟な時代に、分野を問わず様々な体験をすることが、自らの将来のキャリア形成につながるということを、ウィリアムズが自身のキャリアで示してくれているように感じますね。

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