iPhoneアプリの4つの作り方を知ろう

このサイトを見て下さっている学生の中には、iPhoneのアプリを自分でつくってみたいという方も大勢いらっしゃるかと思います。
今回はiPhoneのアプリをつくるといっても色々なつくり方があるので、いくつかのつくり方をご紹介したいと思います

1. Objective-C を使う

Xcodeというツールを使って開発します。MacでしかXcodeを使うことはできません。
iPhoneアプリを開発するなら今すぐAppStoreに行って、もしくはAppleのオンラインストアからMacを買いましょう!
Objective-C は難しい。でもObjective-CでいきなりiPhoneのアプリを創ろうというあなたはこちらを読むといいかもしれません。初心者向けの書籍になります。
iPhoneアプリ開発塾

2. Titanium Mobile を使う

JavaScriptという言語を使って開発することになります。こちらの Titanium Mobile というツールを使ったとしても、MacでなければiPhoneアプリの開発はできません。Macを買うしかありません。この Titanium Mobile のいいところは、Androidアプリの開発とiPhoneのアプリの開発をどちらも JavaScript を使ってできることです。
通常の開発であれば、Androidアプリの開発は、Androidアプリの開発の連載にもあるように、Javaを書く必要があります。また1. で紹介したように、iPhoneアプリをつくる場合にも Objective-C という習得が難しい言語で書く必要があります。
Titanium MobileでのiPhoneアプリ開発に関してはこちらの本が非常にわかりやすいです。
JavaScriptとTitaniumではじめる iPhone/Androidアプリプログラミング 【Titanium Mobile SDK 2.1 & Titanium Studio 2.1 対応】

3. PhoneGap を使って開発

HTML + JavaScriptを書くことで開発します。Titanium Mobile を使う場合もJavaScriptを使って開発することになることは紹介しました。
PhoneGapでのiPhoneアプリ開発を学びたい方にはこちら
HTML5/JavaScriptとPhoneGapで作るiPhoneアプリ開発入門

4. スマートフォンに表示最適化させる形で開発

スマートフォンへの表示最適化という手法があります。PCからアクセスするとき、スマートフォンでアクセスするときというふうに分けて、スマートフォンの表示画面に合わせた形で見た目をつくるというやり方があります。
同じサイトにアクセスしてもPCからアクセスしたときと、スマートフォンからアクセスしたときに見た目が違うというサイトがありますよね?例えばこの例です。 スマートフォンからアクセスしてみてください。PCでみたときには全然違う見た目になっています。表示最適化しているわけです。
このようなつくり方がありますが、最近はさらに色々な開発の仕方が出てきています。MobiRubyといってiPhoneのアプリをRubyという言語で開発するケースもあります。
うーん。。。。初心者なんだけど、結局どれで開発すればいいの?
あなたはそう疑問に思われると思います。もし今から手をつけるのであれば、Titanium Mobile をつかっての開発をまずおすすめ致します。1. の Objective-C を使っての開発は非常に習得コストが高いです。
初心者がいきなりいくというのはあまり望ましくないかと。
Titanium MobileでJavaScriptでiPhoneのアプリをまずつくってみる。その後で1. の Objective-Cに挑戦するもよし、JavaScriptを書けるようになると色々なところに応用がきくようになります。
Webアプリだってつくれるようになりますし、動きのある色々なページをつくることもできるようになります。最初のきっかけとしてTitanium MobileでのiPhoneアプリを開発し、そこからどんどん開発範囲を広げていけばいいと思います。
一つの言語をきちんと使えるようになれば他の言語にも移動しやすくなります。少し書き方が変わるだけなので、プログラミングするうえでのお作法がJavaScriptという言語を通じて身に付きます。 

iPhoneアプリ制作・開発のスキルをもっとIT企業の実務において伸ばしたい方はこちら