CG・ゲーム制作サークル『C.G.P.』インタビュー

1. C.G.P.の活動内容について教えて頂けますか?

C.G.P.とは、立命館大学衣笠キャンパスで活動しているサークルになります。11月の学園祭に向けてゲーム制作をしています。1チーム5名ほどでゲーム制作を行っています。
ゲーム制作においては、プランナー(ゲームの企画をする人)、プログラマー、グラフィッカー、サウンドクリエイターというような役割の人達がいて、役割分担してゲームを制作しています。プランナーに関しては、兼務する人も多くいます。
WindowsPCで遊べるようなゲームを作っているので、プログラマーであればDXライブラリを使ったり、グラフィッカーであればSaiというソフトを使って開発を行っていることが多いです。サウンドクリエイターの方であれば、DTMをやっていたりします。
私たちのサークルであれば、自分で作りたいと思っているゲームを実際に形にしてみたいということで入ってくる人が多いです。メンバーのスキルに関しては、CGPに所属してはじめてゲーム制作をする人が多くいます。ただグラフィッカーであれば、絵を好きでもともと書いていた、サウンドクリエイターであれば自分で曲を作ってみていた、プログラマーであればプログラムを書いたことがあったというような人は多くいます。C.G.P.ではじめて本格的にアウトプットしてゲームを出すようになったという人が大勢います。 

2.ゲーム制作に関するノウハウに関しては、サークル内でどのようにしてみなさん勉強されているのでしょうか?

C.G.P.には、すでにスキルがある人が積極的にまだ知識がない人に対して、積極的に情報共有するような環境があります。絵を初めて書いた、楽曲制作をサークルに参加するまでやってきていなかった人に、できる人が知識を共有していたりします。具体的には、1週間に1回単位でDTMの講座などもサークル内で開催しています。

3.ゲーム制作に関わり始めたのはみなさんどのくらいからなのでしょうか?イラストを書き始めたのはいつ、プログラミングをはじめたのはいつからなど教えて頂ければと思います

ゲーム用のイラストを書くような人であれば、中学生の頃から趣味でイラストを書いていたというような人が多いように思います。私自身はDTMをやっていたりしました。Pro ToolsLogicといったソフトを使っています。

4. ブラウザゲームとiPhoneアプリ,Androidアプリでゲームを作る難しさの差異について教えて頂けますか?

作っているゲームは、PCで遊べるようなゲームがメインです。iPhoneやAndroidといったスマートフォンで遊べるゲームは開発の敷居が高い印象があります。ネイティブアプリとして開発する場合には、AndroidであればJava,iPhoneだとObjective-Cを書く必要性がでてきます。
ただし、Androidアプリの開発であれば授業でJavaをやっている人であれば、比較的入りやすいかと思いますし、最近ではUnityという非常に優れたゲームエンジンもありますし、Titaniu m mobileを使ったゲームアプリ開発もの可能になっているので、JavaScriptであったり、C#での開発も可能です。
ぜひスマホでのゲームアプリ開発にも挑戦してみてはいかがでしょうか?C.G.P.でもこれからスマホ向けのゲームアプリに挑戦していければと考えています。

5. 最後にゲーム制作に関心のある学生に一言メッセージをお願いします!

一人でゲームを作ることも可能だと思いますが、やはり仲間と一緒にゲームを作ることがそれぞれ自分の得意な部分を分業することもできますし、何よりも楽しいと思います。自分のカバーできない分野に関しては任せられるという心強さもあります。
ぜひ役割分担したうえで、チームでゲームを作ってみるという体験をされてみてはいかがでしょうか?