人事・採用担当者必見!エンジニア向けインターンシップの企画案

巷で言われているところの、インターンシップとはどういったものを指しているのかについては『人事・採用担当者必見!インターンシップとはなにか?』の記事で書かせて頂いているので、もしよろしければご確認下さい。
さて今回の記事では、具体的にインターンシップを行うとなった場合に、どのようなインターンシップを企画、実施するかについてご提案させて頂きたいと思います。
人事・採用担当者必見!インターンシップとはなにか?』の記事でも紹介させて頂いているように、短期インターンシップと長期インターンシップの場合に分けてその内容を紹介したいと思います。
短期インターンシップの企業側からみたときのメリットは、長期インターンシップに比べて開催コストが低いことです。現場のエンジニア、ディレクターの方を巻き込みながら、インターンシップの開催をする必要があります。短期インターンシップであれば、そういった人事以外の部署の方にも拘束時間が短いので、関わりを持ってもらいやすくなるメリットが大きいです。
遠方から参加頂く学生さんの企業側の宿泊費負担も軽くなります。余談ですが、宿泊先の手配にお悩みの企業様は、Airbnbなどを使ってみてもいいかもしれませんね。
ちなみに短期インターンシップの場合には1日で完結するインターンシップがおすすめです。特に夏期休暇期間中にあたる、7月から9月には集客もしやすいかと思います。
学生様側の視点に立ったときに、なんといっても参加の敷居が低いというのが大きな理由になります。3日、1週間開催となると、かなり参加できる学生が限られてしまいます。特に優秀な学生であればあるほど、研究、学外活動に追われていて、長い時間拘束されるとなると参加が難しくなってしまいます。そういった学生を取り逃してしまうのは大きな機会損失だといえます。
1日で開催となるとどのような内容で開催するのがいいのでしょうか?弊社でも7月から9月、3月に短期インターンシップの開催を数多く支援させて頂いています。その内容の一例をご紹介させて頂きます。
参加学生様に自分自身で開発した、Webサイトやアプリに関して説明してもらうという短期インターンシップの開催をおすすめし、ご提案させて頂いています。
さらに具体的に説明すると、1人5分で自分の制作・開発物について発表してもらい、それに対して、現場のエンジニア・ディレクターからフィードバックを受けるという手順になります。
学生は自分自身の制作・開発物に対して、
1. なぜそれを作ったのか?
2. そのサービスのターゲットは誰か?ターゲットユーザーの想定数は?
3. 実際に作ったものを改善していったことはあるか?改善していったのであれば、どのような考えの下、どう改善していったのか?
4. どんな技術を使ってつくったのか?
上記4つの問いに関して答えて頂き、その内容をもとに現場のエンジニア・ディレクターの方がフィードバックをしていくという短期インターンシップがございます。
その際に、学生だけではなく、実際に現場のエンジニア・ディレクターの方にも自社で開発したシステム・サービスをもとに上記4つの問いに答えて頂いています。
学生側からすれば、現場のプロとしてやっている方々との思考の深さの差を認識でき、さらに自分の作ったものに対してフィードバックがもらえるメリットがあります。
巷ではハッカソンをやりたいという話も多くあると思いますが、ハッカソンをやるといってもそう簡単に学生さんは集まりません。参加者は非常に限定されてしまいます。また参加者全員に同じ開発環境を提供するとなると、PCの準備、開発環境の構築の手間などが非常に大きい上、それぞれの学生によってスキルセットが異なるため、なかなか制作物の完成まではいかないことも多くございます。
ちなみにハッカソンとは、ソフトウェア開発分野のプログラマやグラフィックデザイナー、ユーザインタフェース設計者、プロジェクトマネージャらが集中的に共同作業をするソフトウェア関連プロジェクトのイベントのことを指します(Wikipedia調べ)。
次に長期インターンシップを開催するとなった場合の企画案をご紹介させて頂きたいと思います。長期インターンシップの場合には、社内にある比較的難易度の低い開発業務から関わってもらい、次第に関わってもらう業務のレベルを上げていく形式になると思います。
弊社エンジニアインターンのこれまでのインターン参加者調べでは、最初の1ヶ月に関しては週2から週3勤務で業務になれてもらい、その後次第に綿密にコミュニケーションをとる必要性がなくなってくるため、開発業務になれてきて、次第に対面で会う機会を減らしていっている企業様が多いです。最初は日給、もしくは月給ベースでのアルバイト契約、その後非常にいい働きをしてくれる学生には業務委託契約を考えていくこともできるでしょう。
ただ最初から週1の社内MTG参加のみを必須にし、あとはリモートでの作業を許容されている会社様で長期インターンシップ生をうまく戦力化されている企業様も多くございます。開発の有給長期インターンシップである以上、作業場所を明確に狭めてしまったり、出社日数を多く設けることは優秀な有給インターン生を獲得する足かせとなってしまいますので、あまり得策であるとは言えません。
長期インターンシップを実施していく場合には、以下に長期でのインターンシップに参加してもらいやすい開発環境やコミュニケーションツールを使いこなせているかが重要になります。この点については、『開発プロマネ必見!よりエンジニアを巻き込みやすくするための開発環境の整備ノウハウ』の記事を参考にして頂ければと思います。弊社の開発環境やコミュニケーションツールの利用ノウハウを共有させて頂いています。
また最後に一つ申し上げておくと、エンジニア向けのインターンシップに応募してくる学生は、大きく2つのタイプに分けることができます。
一つは、プログラミングという技術を手段として捉え、事業創造したい、そのためにWebサービスやアプリを形にしたいというタイプの学生です。もう一つのタイプは、コードを書く、プログラミングそのものが好きだというタイプの学生です。
どちらの学生をターゲットとしたインターンシップとするかによって、訴求方法は変わってきます。

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