株式会社RobinShip代表取締役 / 慶應義塾大学 渡部 裕之さんインタビュー

今回は株式会社RobinShip代表取締役でありながら、慶應義塾大学に通い、自分自身でiPhoneアプリ開発をされている渡部 裕之さんにインタビューさせて頂きました。

1.渡部さんはなぜ自分でコードを書き、iPhoneアプリの開発をするようになったのでしょうか?商学部に在籍されており、どのようにして開発するようになられたのかぜひお話し頂けますか?

元々私は大学に入ったときからビジネスを自分で始めたいと思っていたため、商学部に進学しました。大学に入ったタイミングでMixiを使うようになりました。今はMixiよりFacebookを使っている大学生のほうが増えているように思いますが。

たまたまホリエモンのメルマガを読んでいるなかで、Mixiのようなものを作るにはPHPやPerlといったプログラミング言語を習得すればできるということを知りました。そこから関心を持って、実際にプログラミングを勉強するようになりました。大学生になるまではまったくプログラムを書いた経験はありませんでした。プログラミング初心者からのスタートでした。また大学も理系ではなく、文系で、授業で特に教わるような機会があったわけではありません。

最初は本当に何もかもわからなかったので、本当に簡単な書籍をまず買って読んでみようと思い、書籍を購入しました。そのと購入した書籍はこちらの書籍です。

ゼロからわかる PHP超入門

プログラミング初心者のときは開発環境を作るのに苦戦するので、MAMPXAMPといった簡単に開発環境を作るためのソースコードが入っていたのが、当時の右も左もわからない自分にとっては幸いでした。開発環境を作るところで、詰まってしまうということがなかったので。

当時自分の手元にiPhoneがたまたまあって、Macも持っていたので、よしそれならiPhoneアプリの開発をやろうと決めて開発を始めました。

そして最初何を作ろうか考えたときに、自分自身が慶應生であることもあって、キャンパスのある日吉周辺のおすすめスポットをナビゲーションするようなiPhoneアプリを開発しようと決めて、開発を始めて、最初に作ったiPhoneアプリは「ひよしまる」というiPhoneアプリでした。

実際そのときに書籍を読みながら、独学で開発していったのですが、そのときどのような手順で学習していったのかを自分のブログに書いていきました。私がプログラミング初心者の状態からiPhoneアプリ開発をしていく過程で参考にした書籍で良かったのは、以下の2冊ですね。ぜひエンジニアインターンを見ていて、これからiPhoneアプリ開発に積極的に挑戦してみたいという学生の方は読んでみてはいかがでしょうか?

よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書【iOS 5&Xcode 4.2対応版】

iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス

私がiPhoneアプリ開発をはじめてから少し時間がたっているので、今読むべきiPhoneアプリ開発の書籍でいえば、この本だと思います。

iPhoneSDK開発のレシピ

iPhoneSDK開発のレシピ」の優れている点としては、内容が網羅的に書かれているところです。またこの書籍に古い情報があったとしても、その書籍に書かれているキーワードでGoogle検索すると、それに合わせて古い情報に対応した新しい技術的な知識をきちんと検索することができます。このような手順を踏めば、少し内容に古いところがあるのですが、その点に関しても心配ありません。Core Dataのことなど、iPhoneアプリ開発をするうえで初心者を対象にしていながら、きちんと抑えるべき知識が抑えられていると思います。

実際私のiPhoneアプリ開発学習の手順としては、まず作りたいものを決めて、そこからそれを作るために必要な技術について触れている書籍を探して、勉強していくという手順を踏みました。まず簡単なものでもいいので、とにかく作るものを決めてから学んでいくことが重要だと思います。

このあたりのアドバイスを受けたい方は、エンジニアインターンで学生の方を対象に無償で提供されているプログラミングコーチングを受講されてみてもいいかもしれませんね。

「ひよしまる」を開発した後に、次に検索日記というiPhoneアプリを作りました。これはFMDBというライブラリを使って、データを保存する仕組みを人に教えるために、作ってみたiPhoneアプリになります。

ブログにも書いているのですが、私は自分でiPhoneアプリを開発するのと同時に、人にiPhoneアプリの開発について教えるということもしていました。Skypeを使って人にiPhoneアプリ開発を教えることで、自分がこれまで触れることのなかった技術でも、こういうアプリを作りたいから教えてほしいという人がいたときに、その技術に触れる機会が得られるので、教えることによる学習効果は非常に大きいと思いました。人に教えることが決まっているから勉強できるという側面もあります。

その後、商用のiPhoneアプリ開発も始めて「パズトラBBS」というiPhoneアプリを作りました。このiPhoneアプリを作るときは、このアプリからの書き込み情報をサーバに保存することが必要だったので、iPhoneアプリ開発のスキルに加えて、PHPでのサーバサイドコーディングも勉強する必要があって大変でした(笑)

商用サービスを作る、またコンシューマー向けのサービスを作るうえで感じた難しさとしては、作った後に必ず掲示板の荒らしなどが出てくるので、そういうユーザーが荒らしてくることも前提としたうえで、きちんとアプリやWebサービスを作らなければならないということです。 

2.渡部さんが今作っているiPhoneアプリについて教えて頂けますか?

チャットストリーム ~自由スレ立て掲示板~」を作っています。こういったiPhoneアプリを作るうえで、App Storeの順位が高いiPhoneアプリを積極的に使ってみるなどして、研究しています。広告がどのようなところに入っているのか、どのようなUI・UXになっているのかなどを実際に自分でダウンロードして使ってみるなかで確かめています。今後も積極的にiPhoneアプリを開発していけたらと思っています。もともと私も文系で、昔からプログラミングをしていたわけではないので、iPhoneアプリ開発にもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

iPhoneアプリ開発に挑戦したい方はこちら

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