Rails3系で開発する際においておさえておきたい10個の要点を列挙してみました

今回の記事では、Rails3系で開発する際においておさえておきたい要点について、列挙してみました。
1. ActiveRecord を使ってセッション情報をDBに保存可能
2. セッション情報テーブルを作成するためのマイグレーションファイルは、rakeコマンドのdb:sessions:createタスクで生成できる
3. フォームに入力された値を取得するには、paramsメソッドを使う
4.管理画面などを作成する場合には、URL もそれに対応付けられたコントローラもメインのものとは区別したくなることがある。そのような場合には、名前空間を分けるとわかりやすい。ルーティング定義で名前空間を分けるには、namespaceメソッドのブロック内でルーティングを定義。
5. Rails にはBasic認証をかける仕組みが備わっている。Rails でBasic 認証を使うには、authenticate_or_request_with_http_basicメソッドを使う。
6. アプリケーション内からSSLが有効かどうかを判別するには、requestオブジェクトのssl?メソッドを呼び出す。
7. リバースプロキシ環境でSSLかどうか判定するリバースプロキシを使っている場合、ブラウザとリバースプロキシの間はHTTPS で通信するが、リバースプロキシとRailsアプリケーション間では暗号化していないHTTPでの通信という構成をとることが多い。そういった環境でHTTPSでの通信であることを伝えるには、HTTP_X_FORWARDED_PROTO ヘッダに「https」を設定して対応。
8. ActiveRecord はcreated_atカラムとupdated_atカラムに、それぞれレコードの作成・更新時刻を自動的に記録する。
9. Rails でメールを送信するには、ActionMailer::Baseを継承したメール送信クラスを使う。
10. Rails には、テストを書きながら開発を進めるための仕組みも備わっている。Rails で使用できるテスティングフレームワークには、標準のtest/unit ベースのもの以外にも、RSpecとそのRails プラグインであるRSpec-Railsがある。
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