ウェブブラウザの進化の歴史

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今回は普段当たり前のように目にしているWEBブラウザについて、今日までの歴史を振り返ってみようと思います。

そもそもウェブブラウザって何のこと?

私たちがいつも目にしているURLのwwwという文字はWorldWideWebというシステムの名称です。この技術が開発されたことにより、私たちはWEBブラウザから簡単にインターネット上の様々な情報を手に入れることができるようになりました。

WEBができるまでのインターネットは、情報があっても、入手方法や検索が難しく、誰もが気軽に使えるものではありませんでした。基本操作はコマンドラインで何かするためには、「get」 や「archie」 とキーポードで入力する必要があったのです。

WEBブラウザの普及により、私たちの生活は劇的に変わったと言っても過言ではありません。

激しいウェブブラウザ開発戦争とIE(Internet Explorer)の登場

WorldWideWebが1991年に公開されてから、1993年にはMosaicが公開されます。Mosaicは当時画像が扱える最初のWEBブラウザの一つであり、これをきっかけにウェブの利用者が激増することとなります。その後1994年にはNetscape Navigatorがリリースされ、世界中で最も利用されるWEBブラウザとなります。Netscape Navigatorの最盛期には9割もの利用率を占めていたということからも、当時の人気ぶりが伺えます。続けて1996年にはOperaがリリースされます。こちらは一般向けというより、携帯電話やゲーム機などと組み込まれることで利用者を伸ばしていきます。

これに反発したのがマイクロソフトであり、1995年にInternet Explorerを開発します。マイクロソフトはInternet ExplorerをWindowsに同梱させ、2013年10月までの間に11度のバージョンアップを行い、最盛期(2002年)には95%のシェアを誇るまでになります。

IEの1強時代から多様なウェブブラウザの登場

しばらく独占状態にあったInternet Explorerですが、2008年ごろからInternet Explorer、Firefox、Opera、Google Chromeなどの競争が一段と激しくなり、2010年にはついにInternet Explorerのシェアは59.65%まで下がってしまいます。(NetApplications社調べ)次いでFireFoxの22.96%、Google Chromeの約8%と続き、このころよりGoogle Chromeの台頭が激しくなります。

2012年頃よりGoogle Chromeシェアが首位となり、Internet Explorer離れが加速していきます。WEBブラウザの多様化により、ユーザーもよりよいものを使いたいと考えるようになるのは、ごくごく自然な流れといえます。

これから先のウェブブラウザはどうなっていく?

トップの座は安泰かと思われたGoogle Chromeですが、便利さゆえに新たな問題点もあります。Google Chromeを通してスマートフォンやタブレットなど、幅広いプラットフォームで利用できることはとても便利である半面、プライベートなデータの取り扱いについては不安に思う方もいるのではないのでしょうか。

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出典:duckduckgo

そんな今だからこそ、ログイン不要で単純に検索だけをシンプルに実行してくれる、DuckDuckGoという検索エンジンもあります。「ハンカチ落とし」という意味をもつこちらのサイトですが、使い方は至って簡単です。調べたい文字を入れるだけです。ホームには「あなたを追跡しない検索エンジン」とうたわれていますが、トラッキングしません。クッキーの代わりに各種設定をクラウドに保存します。と書かれています。

追跡しない=匿名性をうたっているようです。筆者も使ってみましたが、検索結果に広告が出ずにとてもシンプルです。見やすいです。欠点を挙げるとすれば、若干遅いということと複雑な検索には(日本語的に)難しいのかなといった印象です。今やiPhoneのSafariにも標準装備されていますので、気になった方はぜひ一度試されてみてはいかがでしょうか。

もしかしたら、ウェブブラウザは使われなくなっているかも・・・

今やWEBブラウザがなくとも、FacebookやTwittterなどのSNS、グノシーなどの総合サイトにアクセスするためには、アプリ一つで簡単にアクセスすることができるようになりました。さらにそのままサイト内を検索することもできます。もしかするとWEBブラウザを一切使わずに目的のページまでたどり着いていた・・・なんてこともあるかもしれません。瞬く間に進化を遂げたWEBブラウザですが、今後はどのように変化していくのか、そのきっかけになるのは、もしかしたら未来のあなたかも知れません。

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