よくあるインターンシップの採用面接に落ちる4つの理由

ここではインターンシップの採用面接において、よくある不採用になる理由を挙げていきたいと思います。ぜひ応募後、採用に至る上でも、参考にしてみて下さい!

(1)インターンシップ先で手取り足取り制作・開発について教えてもらえると期待している

これは最も多いように思います。インターンシップの応募をして、自分で制作・開発したものがあるにも関わらず、面接で落ちてしまう人は多いです。もちろん働きはじめて、先輩のエンジニア・デザイナーの方に質問をしながら作業に取り組むことになります。そのとき自分で考えながら、技術書やネット上にある技術情報を検索しながら、手を動かすということができそうな人であるかという点を企業の採用面接担当者様は見ています。
なぜでしょうか?考えてみて下さい。少し極端な例になりますが、時給5,000円で働いているエンジニアの方がいたとします。その方にあなたが質問する時間を1時間とったとします。それは会社としてみれば、5,000円分を使ったことになります。時給5,000円の人の時間を長時間奪ってしまうとなると、あまりいいことではありません。 
もちろん自分で調べてどうしてもわからない箇所をきちんと質問することは大切なことです。しかし、できるだけ質問したいことを明確にし、ピンポイントでわからない部分を聞き、自分で調べながら制作・開発していけるかどうかを採用面接担当者は見たいと思うものなのです。自分で制作・開発したものがあることが高く評価を受けるのは、この力があるであろうと想像できるからです。

 (2)インターンシップ先において自分が価値を提供するという視点がない。自分の成長ということでしか話ができない

自分をより成長させたい!これは非常に素晴らしいことであり、企業としてもそのような人と一緒に働いてもらいたいと思っているものです。しかし、それだけではいけません。
あなたはインターンシップ採用の面接を受けるときに、企業の立場にたって考えてみたことがありますか?「自分が成長するために、御社だと成長できると思ったからです」といった内容のことを仮に企業の採用担当者に対して、伝えたとしましょう。それ自体はいいことでしょう。 
ただ会社に対して、自分がどんな価値を提供できるかを話せなかったとしたらどうでしょうか?あなたが誰かと一緒に働く人を選ぶことができるとしたら、あまりいい気はしないはずです。もちろん学生であり、業務の経験があるわけではないので、これまでの業務経験の延長線上でプロジェクトの貢献を求められているようなわけではありません。また、会社に対して、自分がどんな価値を提供できるかについて話す上では、会社のやっていることを調べておく必要があります。
想像してみて下さい。初対面の人とお会いするときに、相手が自分ことを調べてきていて、それを前提に話をしていたとしたら、何も調べずに話をしに来ている人と比べて、どちらの人と話をしてみたいと思いますか?
また会社にとってこういう部分で力になれると思いますという話を全然しないというのは、相手のことを考える力が不足していることが往々にしてあります。そして、この相手の求めているものを考える力とは、サービスの開発において最も大切なものといっても過言ではありません。
世の中にある色んなサービスは、全て世の中にいる困っている、不便を感じている人を見つけ、それを改善するために作りあげられたものです。他の人が何を欲しているのかを想像できる力がなければ、作りだすことができないものです。

(3)自分で少しでも制作・開発してみたものがない

今の世の中で、制作・開発をするハードルは非常に下がっています。それにも関わらず、まったく手を動かしたことがないというのは、実際にエンジニア、デザイナーとして仕事をしてみたいと理解してもらうことは非常に難しいのではないでしょうか?
また本人にとってもやってみたことすらなくて、挑戦してみて、あまり好きでもないし、向いていなかったのに…となると、本人にとってもいいことではありません。千里の道も一歩からです、まずはやってみましょう! 

(4)一つ落ちただけで諦めてしまっている

応募をしてみた一社に落ちただけで諦めてしまうケースです。一つダメだからといって、他の企業にも通らないといったことはありません。当たり前の話ですが、数打てば当たるではないですか、色んな企業を知るいう意味でも複数の企業を受けてみることには、自分にとってもメリットが大きいです。 3-5社受けて、インターンシップ採用に至る人もたくさんいます。ぜひ簡単に諦めないで、インターンの面接に望んでみてはいかがでしょうか?